通所介護(デイサービス)
恵珠苑DS report‼
地域推進会議(認知症見守り声掛け模擬訓練)へ参加しました。
2019-01-23
長崎市小島・茂木地域包括支援センター主催で、認知症になっても、安心・安全に外出できる「まちづくり」のために、認知症高齢者への声掛けや接し方を学び、地域全体で認知症の方と家族を支える目的として「認知症見守り声掛け模擬訓練」が開催されました。
私(川原)もひとり歩き高齢者(枇杷義男さん)役で参加させていただきました。普段はデイサービス職員として、声を掛ける側なのですが、今回は声を掛けられる側として、地域の方々から声を掛けて頂きました。このことはすごく貴重な体験でした。話掛けられるタイミングや、声の抑揚、男性・女性の違い、話す相手との距離によっては応え易かったり、応え難かったりしました。【※個人差はあると思います。】
ご利用者もきっと同じ感覚だと思います。今まで自分本位の声掛け・タイミング等があったことの気づき・反省にも繋がりました。地域の方々からも声掛けの第一声がとても難しい。認知症高齢者の見極めができない。勇気を出して声掛けをしたものの、次はどこに繋げたらいいのかわからない。等、介護の仕事に従事していない方ならではの不安や疑問があがっていました。今日のこの訓練は、認知症の理解・地域との繋がりの大切さを改めて気づいた機会となりました。この模擬訓練には、地域の介護事業所のケアマネージャーや病院の看護師・民生委員の方々、警察署・市役所関係の方々も多く参加されていました。地域と関係事業所が情報を共有することが出来て、まちづくりが一歩いっぽ確実に進んでいることが実感できました。